コーヒーによる口臭対策にはブラックがおすすめ!コーヒー時間をもっと楽しむ5つの口臭対策 

コーヒーによる口臭対策にはブラックがおすすめ!コーヒー時間をもっと楽しむ5つの口臭対策 

(2023年4月4日更新)
冬は暖かい飲み物が欲しくなる季節です。コーヒーで一息つくことが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。コーヒーをよく飲んでいる方は、そのコーヒーが口臭の原因になっているかもしれません。この記事ではコーヒーが口臭の原因になる理由や、口臭を強くしないコーヒーの飲み方、口臭を消す方法とともに、口臭を強くしているかもしれない習慣を紹介します。対策をして、口臭を気にせずコーヒータイムを楽しんでくださいね。

               

コーヒーを飲むと口臭が強くなる理由

まずはコーヒーが口臭の原因になる理由を解説します。    

理由①コーヒーのわずかな粒子が舌に残り続けるため

コーヒーを飲んだ後に口臭が強くなるのは、コーヒー豆の細かく砕けた粒子が原因です。粒子は舌の表面に付着しやすくそのまま放置すると、他の食べカスや細菌と相まって、舌に舌苔(ぜったい)ができます。舌苔とは細菌などが固まってできたもので、白っぽい色をしています。舌苔は口臭の原因の1つなので、粒子や食べカスなどが舌に残っていると、口臭が強くなる可能性が高いのです。

理由②唾液の分泌量が減少するため

コーヒーに含まれているカフェインには利尿作用があります。尿が排出されると、その分体内の水分量が減り、その結果、唾液量の分泌量が減少します。唾液には口の中を洗い流す作用や、細菌の増殖を抑える作用があるため、唾液の分泌量が減少すると、口臭が強くなりやすいのです。
また、カフェインは神経を緊張状態にします。体が緊張状態になると唾液の分泌量は低下。それにより口内が乾燥すると、口臭が強くなる原因でもあるドライマウスになる恐れがあります。
ドライマウスのことを詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

口臭を抑えるコーヒーの飲み方

コーヒーの飲み方で、その後の口臭の強さが変わります。口臭を抑えたい人には、ブラックで飲む方法と、水も一緒に飲む方法がおすすめです。それぞれ詳しく解説します。

ブラックで飲む

ミルクや砂糖は、コーヒー豆同様、舌の表面に粒子が残る傾向にあります。特にミルクには、含硫(がんりゅう)アミノ酸が含まれています。含硫アミノ酸が分解・腐敗すると、口臭の原因である揮発性硫黄化合物を産生するため、口臭が強くなりやすいです。ミルクや砂糖を加えず、ブラックで飲むと口臭を抑えられるでしょう。

コーヒーを飲んだ後に水も飲む

コーヒーを飲んだ後に、水を飲んで水分補給をすると、唾液量の減少を防げます。また、舌の表面に付着した粒子も洗い流せるので、口臭を抑えるためにもコーヒーの後には水を飲む習慣をつけてはいかがでしょうか。

コーヒーによる口臭を消す方法

歯磨きや舌磨き、マウスウォッシュを使ったうがいなどをすると、コーヒーを飲んだ後に生じる口臭を消せます。また、ガムを噛むのも効果的です。おすすめの方法を詳しく解説します。

舌磨きをする

舌に付着した汚れは歯磨きでは落としきれないため、歯磨き後に舌磨きもしましょう。舌磨きは舌ブラシを使い、軽く撫でるようにして磨くのがポイントです。強い力で磨くと、舌を傷つける恐れがあります。
しかし、仕事の合間や外出時は、歯磨きや舌磨きをするのが難しいこともあるでしょう。そのような時は、せめてうがいだけでも行ってください。水で口をすすぐと、舌に付いた粒子を流せてニオイを抑えられます
舌ブラシの選び方や使い方を知りたい人は、下記の記事もチェックしてみてください。

マウスウォッシュを使う

口臭対策として、マウスウォッシュを活用するのもおすすめです。携帯サイズのマウスウォッシュを持ち歩くと、歯磨きや舌磨きをしにくい外出時でも口臭対策が可能です。
<歯科衛生士がマウスウォッシュを体験レビューした記事はこちらです。記事内では、口臭予防におすすめのマウスウォッシュも紹介しています。下記も合わせて参考にしてみてください。>

ガムを噛む

外出先などでコーヒーを飲んだ後に、歯磨きやマウスウォッシュを使ったうがいができない時は、ガムを噛む方法がおすすめです。ガムを噛み、あごを動かすと唾液の分泌が促されます
ガムは砂糖などの糖類が入っていないものを選んでください。ガムに含まれる砂糖などが口内の細菌のエサとなり、その結果口臭が強くなる恐れがあります。おすすめはキシリトールが入ったガムです。キシリトールにはむし歯を予防する効果があるので、ガムを噛むことによって口臭とむし歯予防を同時に行えますよ。
ガムを噛むことで得られる効果は口臭予防以外にもあります。ガムを噛む効果については、こちらの記事で詳しく解説しています!

口臭を強くしてしまうかもしれないコーヒー習慣

コーヒーをよく飲む人の中には、寝起きや空腹時などにコーヒーを飲んでいる人もいるのではないでしょうか。また、コーヒーとタバコをセットで楽しんでいる人もいるはず。しかし、それらの習慣が口臭を強くしているかもしれません。その理由を詳しく解説します。

どんな時もコーヒーを飲んでしまう

喉が渇いている時空腹時は、一時的に唾液の分泌量が減少している状態です。その状態でコーヒーを飲む、コーヒーの酸味成分が口内のpHを酸性化し、細菌が活性化しやすくなり、口臭が強くなる恐れがあります。特に空腹時に飲むブラックコーヒーは胃腸に負担をかけるため、消化不良を引き起こすなど、口臭の原因となることもあります。
口臭を防ぐためにも、コーヒーは食後に飲むのが望ましいでしょう。

コーヒーとタバコをセットで嗜んでいる

コーヒーとタバコの両方を好む人も多いでしょう。しかし、この組み合わせは口臭を強くし、タバコに含まれるタールニコチン、コーヒーに含まれるカフェインは、ともに唾液の分泌を抑える作用があるため、口臭が強くなるのです。また唾液量が少ないと、歯や舌の表面についた汚れやタールが残り、より口臭が強くなることもあります。
コーヒーやタバコ以外にも口臭が強くなることがあります。他の原因についても知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

コーヒー以外に口臭の原因となる飲み物

お酒

お酒は酸性の物が多く、口の中の細菌が活性することで環境を作ります。また、アルコールは体内で吸収・
分解されると、アセトアルデヒドというニオイの原因物質に変化します。この物質が影響して、汗のニオイや口臭の原因となります。

口臭の原因にならないためには、お酒を飲み過ぎないことが大切です。飲み過ぎると、アルコールの分解に時間がかかってしまい、原因物質が長く出続けるため、口臭も長く解消されないことになります。就寝前には必ず歯みがきをする習慣をつけましょう。
飲酒は、口臭以外にも口内環境に様々な影響をもたらします。アルコールによる影響と予防方法について、下記の記事で紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

ジュースやスポーツ飲料など

砂糖を摂取すると、口の中で細菌が活性化するため、口臭の原因となるプラークを作りやすくなります。特に、ジュースやスポーツ飲料などは大量の砂糖が含まれているので注意が必要です。ダラダラ長い時間をかけて飲まない、飲んだ後はうがいをする、飲んだ後は水も飲むなどで予防をすることができます。

唾液検査シルハで自分の口内環境を確認しよう

実際にはニオイが強いわけではなくても、口臭を気にする人もいます。対策をしていても口臭が気になる人は、ぜひ唾液検査シルハを受けてみてください。自分の口内環境を見える化して数値で確認しましょう。

口臭が気になる人は唾液検査シルハを受けてみよう

唾液検査は、口をすすぐだけで簡単に行えるシルハがおすすめです。シルハでは、むし歯菌の活性度や口内の酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質、アンモニアの数値など、口内環境に関わる6つの項目を検査できます。
口臭が気になる人はアンモニアの数値を確認してみてください。アンモニアの数値が高いほど、細菌が繁殖している恐れがあり、口臭につながるリスクがある状態と言えます。検査結果を見て、気になることがあれば検査を受けた医療機関に相談をしてみてくださいね。

シルハは全国1,500以上の医療機関で導入されている

シルハは全国1,500以上の医療機関で導入されています。導入されている医療機関は下記サイトで確認してください。近くの医療機関が掲載されていない時は、「唾液検査シルハはできますか? 」と問い合わせをしてみてください。サイトに掲載されていない医療機関でも、シルハが導入されていることがあります。

コーヒーによる口臭の原因を知り、対策や予防をしよう

コーヒーによる口臭は、コーヒー豆の粒子や、コーヒーを飲むことによる唾液分泌量の減少が原因です。コーヒーを飲んだ後は、舌磨きなどを行い、粒子を除去してください。外出時はマウスウォッシュを使ったり、ガムを噛んだりするのも良いでしょう。対策と予防をして、コーヒーによる口臭を防いでくださいね。
コーヒーを飲んだ後に、水を飲んで水分補給をすると、唾液量の減少を防げます。また、の表面に付着した粒子も洗い流せるので、口臭を抑えるためにもコーヒーの後には水を飲む習慣をつけてはいかがでしょうか。

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