はじめに 歯周病と出血
歯周病は、ブラッシング不足などで口内にプラーク(歯垢)や歯石が蓄積し、細菌が多く繁殖して発症する、歯周組織での炎症を主徴とする病気です。細菌の繁殖が原因で歯ぐきに炎症が起きると、歯ぐきが腫れたり膿んでしまい、ひどくなると歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の症状の一つに、歯ぐきからの出血があります。 歯周組織の炎症が進むと、歯周組織が脆くなり歯磨きなどでも出血をするようになります。
歯周病の症状の一つに、歯ぐきからの出血があります。 歯周組織の炎症が進むと、歯周組織が脆くなり歯磨きなどでも出血をするようになります。
歯周組織の炎症度の指標 【タンパク質】
血液には多くのタンパク質が含まれています。そのため、歯周病により歯ぐきから出血しているときには、口の中のタンパク質の数値が高くなります。また、タンパク質は繁殖した細菌が作り出すことでも増加します 。そこでシルハでは、口の中のタンパク質を測定することで歯周組織の炎症度の指標としています。
シルハで測った【タンパク質】が【多め】のとき
歯ぐきに炎症が生じ、歯周病がまさに進行している可能性があります。
歯科医院で診察を受け、歯周病の兆候が見られた場合には、炎症を抑えるために歯石取りを行います。歯周病により歯がグラグラしている場合には、さらに噛みあわせの調整や歯の固定がおこなわれます。診察で歯と歯肉に異常が見られなかった場合には、口内炎の傷等が無いか確認を行います。これらを踏まえ、適切な歯磨き方法を身につけることが大切です。
歯科医院で診察を受け、歯周病の兆候が見られた場合には、炎症を抑えるために歯石取りを行います。歯周病により歯がグラグラしている場合には、さらに噛みあわせの調整や歯の固定がおこなわれます。診察で歯と歯肉に異常が見られなかった場合には、口内炎の傷等が無いか確認を行います。これらを踏まえ、適切な歯磨き方法を身につけることが大切です。
シルハで測った【タンパク質】が【少なめ】のとき
口の中に存在しているタンパク質が少ない状態です。
そのため、歯ぐきに炎症がまだ生じていない可能性があります。今の状態を維持していきましょう。ただし、測定結果が【少なめ】でも、ケアをおろそかにして歯垢が増えてしまうと、歯ぐきに炎症が起こり、歯周病が進行することもあります。正しい歯磨き習慣を身につけ、定期的に歯科医院も受診して、歯周病を予防していきましょう。
そのため、歯ぐきに炎症がまだ生じていない可能性があります。今の状態を維持していきましょう。ただし、測定結果が【少なめ】でも、ケアをおろそかにして歯垢が増えてしまうと、歯ぐきに炎症が起こり、歯周病が進行することもあります。正しい歯磨き習慣を身につけ、定期的に歯科医院も受診して、歯周病を予防していきましょう。
<参考>シルハの【タンパク質】の測定原理
【タンパク質】では、タンパク質が色素と結合したときの色の変化によりタンパク質を測定しています
測定前に採取した口腔すすぎ液をシルハ検査用試験紙に垂らすと、液中のタンパク質が薄桃色の色素であるTCTIF※と結合し、複合体を形成します。この形成された複合体が赤色を呈するほど、タンパク質が多く含まれると考えられます。
<反応式>
酸性
タンパク質 + TCTIF※(淡桃色)→→ 複合体形成(赤色)
※(4,5,6,7-Tetrachloro-2',4',5',7'-tetraiodofluorescein disodium salt)
測定前に採取した口腔すすぎ液をシルハ検査用試験紙に垂らすと、液中のタンパク質が薄桃色の色素であるTCTIF※と結合し、複合体を形成します。この形成された複合体が赤色を呈するほど、タンパク質が多く含まれると考えられます。
<反応式>
酸性
タンパク質 + TCTIF※(淡桃色)→→ 複合体形成(赤色)
※(4,5,6,7-Tetrachloro-2',4',5',7'-tetraiodofluorescein disodium salt)
※注意
このページに記載している情報は、シルハに関する参考情報です。シルハの結果を元に、疾病の診断やそれに類する判断を行うことはできません。ご自身の口内環境や症状、疾病の有無については医療機関を受診してください。
このページに記載している情報は、シルハに関する参考情報です。シルハの結果を元に、疾病の診断やそれに類する判断を行うことはできません。ご自身の口内環境や症状、疾病の有無については医療機関を受診してください。