舌を火傷した時は応急処置が大切! 早めに治すコツや避けるべき食べ物も紹介

舌を火傷した時は応急処置が大切! 早めに治すコツや避けるべき食べ物も紹介

舌を火傷して処置をしないままにすると、舌がヒリヒリとして、水ぶくれができてしまうことがあります。舌を火傷した時には、応急処置が重要です。この記事では舌を火傷する仕組みや主な症状、舌を火傷した時の応急処置や火傷を早く治すコツとともに、火傷と似た痛みを感じる「舌痛症(ぜっつうしょう)」を紹介します。

舌の火傷とは

まずは火傷をする仕組みと、舌を火傷した時の主な症状、そして治るまでにかかる期間の目安について解説します。

火傷をする仕組み

火傷とは、熱によって起こる皮膚や粘膜の外傷のことです。高温の物が皮膚に一定時間触れることで起こるのが一般的ですが、40~55℃ほどのそれほど高温でないものでも、長時間加熱され続けることで火傷をすることもあります。舌の火傷の場合は、熱い飲み物や食べ物が原因であることが多いようです。

舌の火傷の主な症状

火傷をすると舌が赤くなったり腫れたりして、舌や歯ぐきがビリビリするなどの痛みが生じます。その他、水ぶくれや口内炎が引き起こされたり、舌の表面にある乳頭が消えて味覚が鈍くなることもあります。

治るまでにかかる期間の目安

唾液には抗炎症作用や抗菌作用があります。そのため、舌の火傷は皮膚の火傷より治りが早く、数日から2週間ほどで治るケースがほとんどです。しかし、症状が重いと完治まで1ヵ月以上かかることもあります。口内が汚れている人や乾燥している人(口腔乾燥症=ドライマウス)、喫煙の習慣がある人は、火傷の治りが遅い傾向にあります。

舌を火傷した時の応急処置

舌を火傷した時は、口内を冷やすなどの応急処置が必要です。ここでは舌を火傷した時の応急処置を解説します。

1.口内を冷やす

舌を火傷した時はすぐに口内をすすぎ、熱いものが残らないようにしましょう。その後、火傷したところが水ぶくれにならないように、冷たい水や氷で冷やします。氷は一度水で濡らし、口内の粘膜に張り付くのを防いでから口に入れてくださいね。

2.はちみつを舐める

はちみつには抗菌作用があるため、火傷したときに舐めると、口内細菌から傷口を保護する効果が期待できます。また、はちみつなどの甘いものを舐めると、鎮静作用のある「エンドルフィン」というホルモンが分泌されるため、火傷による痛みを軽減できます。さらに、はちみつは保湿効果もある優れものです。舐めることで口内が保湿され、火傷の痛みが和らぐでしょう。

3.鎮痛薬を使用する

痛みが辛い時には、市販の鎮痛薬を使用する方法もあります。塗り薬でも飲み薬でもどちらでも良いですが、即効性は塗り薬の方が優れています。

舌の火傷を早めに治すコツ

舌の火傷を早く治すにはビタミンB群の摂取が有効と言われています。舌の火傷を早く治すためのコツを見ていきましょう。

ビタミンB群を摂取する

ビタミンB群は粘膜や皮膚の再生に欠かせない栄養素です。ビタミンB群には、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類があります。それぞれのビタミンが含まれる主な食材は以下の通りです。

<ビタミンB群が含まれている食材の一例>
・ビタミンB1:豚肉、玄米、豆類
・ビタミンB2:レバー、卵、乳製品
・ビタミンB6:カツオ、マグロ、肉、バナナ
・ビタミンB12:牡蠣、レバー
・ナイアシン:レバー、魚、肉
・パントテン酸:鮭、イワシ、レバー、卵
・葉酸:焼きのり、枝豆、レバー
・ビオチン:キノコ、卵、肉、魚

ビタミンB群は水溶性ですぐに体外に排出されるため、こまめに摂取しましょう。

刺激のある食べ物を避ける

舌を火傷した後は、唐辛子やわさび、からし、山椒、マスタード、スパイスなど、舌に刺激を与える辛味のある食べ物は避けましょう。その他、レモンや梅干し、酢などの酸味があるものも、同じく刺激を与えるので避けることをおすすめします。

やわらかいものを食べる

せんべいやスナック菓子、揚げ物などの硬い食品は口内を傷付ける恐れがあるため、火傷している時は避けてください。火傷が治るまではできるだけやわらかいものを食べましょう。

火傷以外で舌が痛むのは「舌痛症」が原因かも

ヒリヒリとした舌の痛みは火傷によるものだけではありません。ここでは火傷と似た痛みを感じる舌痛症を紹介します。

症状は火傷と似ている

舌痛症は常に舌が痛む疾患です。ヒリヒリとした痛みで、舌を火傷した時に症状が似ています。日常生活に影響が出るほど痛みが強くなり、時に重篤になることもあります。口内が乾燥し、味覚障害が生じることもあるようです。    

正確な原因は不明

舌痛症は女性に多い疾患で、心因的な要因が原因であると考えられていますが、正確な原因は不明です。仕事や家庭でのストレスにより、痛みが増すケースもあると考えられています。

診断は歯科医院または口腔外科で

舌痛症は、口内に痛みを生じる他の疾患をすべて除外した後につけられる病名です。舌や歯肉に炎症や潰瘍などの病変が存在していて、それらが痛みの原因だと舌痛症とは診断されません。

口内の不快な異常感覚が1日に2時間以上、3カ月以上にわたって連日繰り返す人は、歯科医院や口腔外科を受診してください。

治療方法は確立されていない

舌痛症は根本的な治療方法が確立されていません。精神的要因がある時には、精神科や心療内科へ紹介されることもあります。そして精神科や心療内科で心因性のストレスが関係していると診断されると、抗うつ薬など適切な薬を処方されることもあります。

舌の痛みに関係している口内環境は「シルハ」でチェック

火傷をした覚えがないのに舌が痛い時は、口内環境が関係しているかもしれません。最後に、舌の痛みと口内環境の関係性と、簡単に口内環境をチェックできるシルハを紹介します。

舌の痛みは口内環境が関係していることもある

舌の痛みは、歯の詰め物の不良や、口内が乾燥して舌の粘膜が剥がれるなど、舌への刺激が原因で起きることもあります。その他、感染症による炎症が原因で舌が痛くなることもあるようです。このような場合は、口内環境や歯の詰め物を見直すと舌の痛みの改善につながります。

火傷した時に痛みが引かない、もしくは火傷した覚えがないのに舌が痛い時は歯科医院、もしくは口腔外科を受診しましょう。

「シルハ」は簡単に口内環境をチェックできる

シルハは口内環境を簡単にチェックできる唾液検査です。水で口をすすぐだけで、口内環境に関わる「むし歯菌」「酸性度」「緩衝能」「白血球」「タンパク質」「アンモニア」の6つの項目を検査できます。自分の口内環境を知って、舌の痛みの改善に役立ててください。
シルハは全国の歯科医院で利用できます。シルハが利用できる歯科医院はコチラからチェックしてみてくださいね。

舌を火傷した時の応急処置や治す方法を知り、痛みを軽減しよう

舌を火傷した時は応急処置が大事です。すぐに口をすすぎ、そして冷水や氷で口内を冷やしましょう。できるだけ早く治すためにも刺激物は控え、痛みが引かない時は歯科医院、もしくは口腔外科を受診してください。ヒリヒリとした舌の痛みの原因は火傷だけではないため、医師による適切な診断を受けることも大切です。    

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