子どもの乳歯の生え変わりはいつ? 気を付けるべき、口内ケアのポイントも

子どもの乳歯の生え変わりはいつ? 気を付けるべき、口内ケアのポイントも

親になると、子どもの歯や口内環境をできるだけ健康な状態で維持してあげたいですよね。乳歯は3歳くらいまでに生え揃い、6歳頃から永久歯に生え変わっていきます。この記事では、乳歯が生え変わる時期や順番、この時期に気を付けること、子どもの口内ケアのポイントなどについて解説します。

       

乳歯とは

乳歯の生え変わりについて、まずは乳歯が生え終わる時期や永久歯に生え変わる時期や順番、仕組みを紹介します。    

乳歯が生える時期

乳歯は生後6ヵ月頃から生え始めます。下の前歯(乳中切歯)から生え始める子どもが多く、3歳くらいまでに上の歯10本、下の歯10本、合計20本が生え揃います。乳歯はむし歯になりやすいため、しっかりと予防することが大切です。

乳歯が永久歯に生え変わる仕組み

永久歯はまず、歯のもととなる歯胚が顎の中(乳歯の下)で時間をかけて成長し、歯冠部となります。その後、永久歯の根の部分が作られ始め、乳歯根を溶かす細胞により、乳歯根は少しずつ溶けていきます。そして、乳歯がグラグラになり抜け落ちると、永久歯が生えてくるのです。永久歯の根は、その後2~3年かけてゆっくり完成していきます。

乳歯が生え変わる時期や順番

乳歯は6歳頃から生え変わります。下の前歯から生え変わる子どもが多いようです。また、同じくらいの時期に、第一大臼歯と呼ばれる奥歯の永久歯が生えてきますが、この第一大臼歯は、乳歯がないためいきなり生えます。
上の歯は、7歳頃より前歯から順に生え変わりはじめます。14歳頃までには上下の奥歯も生え変わり、すべての永久歯が生え揃うでしょう。しかし、今回紹介した時期や順番はあくまでも目安であり、乳歯の生え変わりには個人差があります。

乳歯が生え変わる時期に注意すること

乳歯が生え変わる時期には、その時期ならではのトラブルも生じます。また、乳歯や生え変わったばかりの永久歯は歯のエナメル質が弱く、むし歯になりやすいです。ここでは、乳歯が生え変わる時期に注意することを紹介します。    

①永久歯の生え方や生えるペース

歯の生え変わりでは、乳歯が抜けないまま永久歯が生えてくる人もいます。また、乳歯が抜けてから永久歯が生えるまで3ヵ月ほどかかるのが一般的ですが、なかには生え変わるのに1年かかるなど、生え変わりのペースには個人差があります。しかし、なかなか永久歯が生えてこない場合は、永久歯が作られていないという可能性もあります。いつまでも生えてこないときは、歯科医院に行きましょう。レントゲン検査をして生えてこない原因を検査してくれますよ。

②乳歯のむし歯対策

乳歯は、象牙質やエナメル質が永久歯よりも薄いため、むし歯になりやすく、進行も早いです。そのため、入念なむし歯予防を行うことが大切。乳歯が生え始めた頃から、歯ブラシに慣れさせる意味も込めて、乳歯ブラシをくわえる練習から始め、徐々に自分で磨く習慣を身につけましょう。また、子どもが自分で磨いたあとには、必ず大人が仕上げ磨きをするようにしましょう。乳歯がむし歯になると、口内にむし歯菌が増え、歯ぐきの中で成長している永久歯もむし歯になりやすくなります。また、むし歯などにより乳歯を抜歯すると、永久歯の歯並びにも影響する場合があるので、注意してください。

③永久歯のむし歯予防

生え変わったばかりの永久歯は未完成の状態なので、酸に溶けやすく、むし歯になりやすいです。そこで、むし歯予防に効果的とされているフッ素を上手に活用すると、歯のエナメル質を強化できます。フッ素入りの歯磨き粉の使用や、3~4ヵ月ごとに歯科医院を受診して、フッ素塗布をしてもらいましょう。また、歯科医院で噛み合わせや歯並び、生え変わりの状態なども、定期的にチェックしてもらうと安心です。

子どもの口内ケアのポイント

生えたての永久歯はむし歯になりやすいため、生え変わり時期の口内ケアはとても大切です。ここでは、子どもの口内ケアについて、ポイントを紹介します。

子どもの成長に合わせて歯ブラシを選ぶ

乳歯が生え始める頃から、歯磨きをしましょう。歯ブラシは、月齢や歯の生え具合に適したものを使用してください。最初は、歯ブラシの感触に慣れさせることを目的とした歯ブラシを選ぶと良いでしょう。乳児期用などの歯ブラシは、安全性も考慮されており、安心して使用できるのでおすすめです。

自分磨きのやり方を教える

子どもには、自分磨きが上手に行えるように、歯を磨く順番を教えましょう。最初は慣れさせるために、3分間自分磨きをする習慣づけをします。慣れてきたら、磨く順番を教えていきます。最初に磨くのは、上下奥歯。歯を1本1本、丁寧に磨くことを意識させると良いです。頬側と舌側の側面も、磨き忘れがないようにします。奥歯が終わったら、前歯です。前歯の裏側も忘れないように磨き、その後、残りの部分を磨きます。最後には、必ず親の仕上げ磨きも行ってくださいね。    

就寝前は特に丁寧に歯磨きをする

歯磨きはできるだけ毎食後行いましょう。むし歯予防には、歯垢をしっかりと落とすことが大事です。歯ブラシを使って、歯と歯の間など、むし歯になりやすい箇所を中心に丁寧に磨きます。また、就寝中は唾液量が減少し、口内の洗浄作用が弱まるため、細菌が増えます。そのため就寝前は、より丁寧な歯磨きを心掛けてくださいね。また、うがいができる3歳頃からは、あずき大程度のフッ素入り歯磨き粉を使うのもおすすめです。

親の仕上げ磨きは5歳頃まで行う

5歳頃までは、しっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。しかし、乳幼児の中には歯ブラシに違和感を覚え、歯磨きを嫌がる子どももいます。生え始めの頃は、シリコン素材の子ども用歯ブラシを使うのもおすすめです。シリコン素材は質感が歯ぐきに似ているため、他の歯ブラシよりも違和感が少なくてすみます。
また、日頃から子どもの口元を触ることで、歯磨きで触れられることに慣らすと嫌がりにくくなります。歯磨きの時間がかかり過ぎると子どもは飽きてしまうため、短時間で丁寧に磨くのがコツです。眠気があるときや機嫌が悪いときは、歯磨きを嫌がる原因にもなるので、控えた方が良いでしょう。

15歳頃までは、子どもの口内環境を気にかけておく

ほかの乳歯と違い、第一大臼歯は生え変わりません。そのため6歳頃は、第一大臼歯を意識して磨くように指導しましょう。第一大臼歯は気が付いたら生えているため、6歳前後の時期には特に注意深く、口内を観察してください。8~9歳までは、子どもが磨き終えたら、ちゃんと磨けているか口内をチェックすることが大事です。また、永久歯の歯質が安定する15歳くらいまでは、子どもがきちんと歯磨きできているか、声をかけるなど気にかけてあげてくださいね。

子どもの口内環境のチェックにもおすすめ! 唾液検査シルハ

口内環境は人それぞれ違いますが、歯科医院などで受けられる唾液検査では、口内環境をチェックすることができます。唾液検査は、10秒間口をすすぐだけで行えるシルハがおすすめです。シルハではむし歯菌の数値など、口内環境に関わる6つの項目を検査します。子どものむし歯のなりやすさなどを把握し、しっかりと対策しましょう。
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また、掲載されていない医療機関でも導入されていることがあります。近くの歯科医院で検査をしたい人は、「唾液検査シルハはできますか? 」と問い合わせてみてください。

乳歯の生え変わりについて理解し、子どもの口内環境を守ろう

子どもの歯をむし歯から守るには、乳児期からの口内ケアが重要です。また、子どもの乳歯が生え変わる小学生頃になると、仕上げ磨きを終了する人もいますが、この時期こそ仕上げ磨きが大切です。歯磨きの習慣づけや磨き残しに気を付けながら、子どもの口内環境をいつまでも健康に保ってあげましょう。    

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