その痛み、生えかけの親知らずが原因かも!? ケア方法・妊娠中の対処方法も紹介

その痛み、生えかけの親知らずが原因かも!? ケア方法・妊娠中の対処方法も紹介

生えかけの親知らずが痛みや炎症を引き起こすケースは多くあります。親知らずがむし歯になっている、または斜めに生えて隣の歯に影響している場合は、抜歯が必要です。本記事では、生えかけの親知らずが起こしがちなトラブルや、ケア方法などを解説します。あわせて、妊娠中の対処方法や口内環境をチェックできる唾液検査シルハもご紹介します。

       

親知らずの特徴

親知らずは、歯の中でも一番最後に生えます。まずは、親知らずの特徴と生え方について解説します。

親知らずとは

親知らずは第三大臼歯とも呼ばれており、前歯から数えて8番目の、最奥に生える歯のことを指します。永久歯は一般的に15歳前後で生え揃いますが、親知らずは10代後半から20代前半にかけて生え始めることが特徴的です。親による仕上げ磨きや口内チェックを卒業してから生えることが多く、親が知らないうちに生える歯のため、“親知らず”と呼ばれるようになりました。(名称の由来には諸説あります。)
親知らずは一般的に、上顎の左右と下顎の左右の合計4カ所にあります。

親知らずの生え方

親知らずは、生え始める年齢や、生え方に個人差が見られます。そもそも親知らずが存在しておらず、生えてこないケースもあります。また、親知らずが存在する場合でも、すべて生え揃うとは限りません。
親知らずの生え方に多く見られるのは、以下の4種類です。
  1. 真っ直ぐ正常に生えている
  2. 真っ直ぐに生えているが、ほとんどが歯肉に埋まっている
  3. 生えるためのスペースが足りず、傾いたり水平になったりと正常ではない生え方をしている
  4. 生えていないように見えるが、実は顎の中で水平や逆さになって埋まっている
親知らずが正常に生えていれば問題ありませんが、埋まっていたり、斜めになっている場合は口内トラブルを引き起こしやすいため、注意しなくてはなりません。

生えかけの親知らずがもたらすトラブル&デメリット

生えかけの親知らずが原因で、むし歯や炎症が起こる例は多くあります。ここでは、生えかけの親知らずが引き起こしやすいトラブルやデメリットをご紹介します。

歯肉の炎症が起こりやすい

親知らずが埋まっていたり、斜めになっていると、歯と歯肉の間に隙間ができるようになります。隙間があると食べかすやプラークなどが溜まり、不潔な状態になりやすいため、歯肉に炎症が起こるかもしれません。親知らずの周囲に起こる歯肉の炎症は「智歯周囲炎(ちししゅういえん) 」というもので、炎症が進行すると腫れや痛みを伴うこともあるため、早めに対処する必要があります。

むし歯や歯周病になりやすい

親知らずは最奥に生えるため、歯ブラシが届きにくくなります。特に、親知らずが真っ直ぐに生えていない場合は、磨き残しがより多くなってしまい、むし歯のリスクが高まります。
また、親知らず本体だけではなく、その隣の歯との間や歯周ポケットにも汚れが溜まりやすいので、むし歯と同時に歯周病リスクも上がってしまいます。
むし歯に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

口臭が発生しやすい

親知らずとその周囲には汚れが溜まりやすく、不衛生になりがちです。そのため、むし歯だけではなく口臭も発生しやすい傾向にあります。また、歯肉の炎症による膿も、口臭の原因となるため注意が必要です。
口臭に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

歯並びが悪化しやすい

親知らずが斜めや横向きに生えようとすると、手前の歯を押し出しながら生えようとするため、手前の歯に対して力が加わります。その結果、他の歯が動いてしまい、歯並びが悪くなってしまうケースも見受けられます。

親知らずを抜歯するタイミングと、そのままでも大丈夫なケース

親知らずは抜歯が必要なケースと、そのままでも大丈夫なケースがあります。ここからは、親知らずの抜歯について詳しく解説します。

親知らずを抜歯した方が良いケース

親知らずを抜歯した方が良いケースは複数あります。代表的な例は以下の4つです。
  1. 親知らずがむし歯や歯周病になっている
  2. 治療をしても再発してしまう確率が高いため、抜歯を勧められることが多くあります。

  3. 親知らずが斜め、水平に生えている
  4. 手前の歯に力が加わってしまい、歯並びに影響が出ることが多いため、抜いた方が良い状態です。(見えない・見る機会がない・死別)

  5. 親知らずが隣の歯に影響している
  6. 親知らずが埋まっていることで、隣の歯の根を侵食しているケースです。侵食が進行すると治療の難易度が上がってしまうため、早めの処置が必要です。

  7. 親知らずの周囲に炎症が起こっている
  8. 腫れや痛みを繰り返す場合は、親知らずの周囲が不衛生になっている恐れがあります。他の歯に影響を与えないためにも、抜歯が必要です。

親知らずに関しては、こちらの記事もチェックしてみてください。

親知らずの抜歯が必要ないケース

親知らずが真っ直ぐに生え、上下でしっかりと噛み合っている場合は、抜歯をしないで温存することが可能です。また、親知らずが顎の骨の中に埋まっていて異常がない場合も、とくに抜歯は必要ありません。ただし、親知らずを温存して問題ないかどうかは自己判断せずに、歯科医師と相談して決めることをおすすめします。

生えかけの親知らずのケア方法

親知らずの周囲のトラブルを予防するためには、入念なブラッシングが欠かせません。ここからは、生えかけの親知らずをケアする3つの方法をご紹介します。

入念なブラッシングで清潔な状態を維持する

親知らずは歯ブラシが届きにくいため、ブラッシングの際にはきちんと届かせることを意識しなくてはなりません。特に生えかけの親知らずは背が低く、いつも通りに磨いただけでは毛先が届いていないことが多いので、注意が必要です。
ブラッシングの際は、歯ブラシを斜め横から口内に入れて、歯列と歯ブラシの角度を斜め45度程度にします。上手に磨くポイントは、小刻みに歯ブラシを動かすようにすることです。ヘッドがコンパクトな歯ブラシを選ぶと、最奥の親知らずに届きやすくなるでしょう。
また、親知らずと接触している手前の歯の背面部分も、しっかりと磨く必要があります。

歯ブラシが届きにくい場合はタフトブラシを使用する

生えかけの親知らずに歯ブラシが届きにくい場合や、傾斜して歯肉と被っている部分があったり、隣の歯と接している場合は、タフトブラシがおすすめです。
タフトブラシを使うときは、ペンと同じように持って、小刻みに動かしながら磨きます。手前の歯との接触面は、側面をなぞるような感覚で磨いていきましょう。歯肉を傷つけないように、優しいタッチで磨くようにしてください。

生えかけの親知らずが痛む時はすぐに歯科を受診する

親知らずが痛んだり腫れたり、異常が起こっている時には、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。洗浄や治療、薬の処方など、適切な処置をしてもらえます。抜歯が必要な生え方の場合でも、すぐには抜歯せず、炎症が治まってから行うことが多いようです。

妊娠中に生えかけの親知らずが痛む時の対処方法

妊娠中は口内トラブルが起こりやすい時期。生えかけの親知らずが急に痛み出すこともあるかもしれません。ここからは、妊娠中に起こりやすい口内トラブルの例や、生えかけの親知らずが痛む際の対処法をご紹介します。

妊娠中は口内トラブルが起こりやすい

妊娠中は、ホルモンバランスの影響で唾液の分泌などに変化が起こるため、口内環境が悪くなりやすい傾向にあります。口内環境が悪化すると、むし歯ができたり、むし歯の進行のスピードが速くなったり、歯周病など歯ぐきのトラブルが起こりやすくなったりします。そのため、できる範囲で歯のケアを行うことが大切です。
それに加えて、妊娠前には痛みがなかった親知らずが急に痛みだすこともあります。

妊娠中に生えかけの親知らずが痛んだら歯科医院へ

妊娠中は歯科治療を受けない方が良いと言われていますが、妊娠16週から27週の安定期に入ってからであれば、治療することは可能です。
親知らずが痛むからといって、自己判断で痛み止めを飲むことは避けましょう。痛みが起こった際は、なるべく早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

生えかけの親知らずがある人は口内環境を要チェック

親知らずのケアには、口内チェックが欠かせません。歯科医院などで簡単に口内環境をチェックできる、唾液検査シルハの魅力をご紹介します。

唾液検査「シルハ」で口内環境をチェックしてトラブルの予防を

親知らずによるトラブルを予防するには、口内環境を知ることが重要です。唾液検査のシルハは、水で10秒間ほど口をすすぐだけで検査が完了します。薬も使わないため、妊娠中でも安心して検査をすることができます。
シルハでは、口内のむし歯菌の活性度や酸性度など、歯と歯ぐきの健康度や口内の清潔度を測ってわかりやすくグラフ表示します。定期的に口内環境をチェックして、親知らずのケアや痛みの予防に役立ててください。
シルハは全国1,500件以上の歯科医院で導入されています。導入している歯科医院の検索は、こちらから行えます。

生えかけの親知らずが痛む場合は歯科の受診を

生えかけの親知らずは、むし歯や歯周病などのトラブルを起こしやすいだけでなく、生え方自体に問題があるケースも多いため、見過ごすわけにはいきません。親知らずが痛む際や気になる場合は、放置せずに早めに歯科医院で状態を確認してもらいましょう。

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