審美歯科と一般歯科の違いを知りたい! 正しく理解し、自分に合った治療を受けよう

審美歯科と一般歯科の違いを知りたい! 正しく理解し、自分に合った治療を受けよう

「歯を白くしたい」「銀歯が気になる」などの悩みを解消するために行われる審美歯科治療ですが、一般歯科治療と何が異なるのか疑問に思う方もいらっしゃいますよね。本記事では、審美歯科と一般歯科との違いや、審美歯科のメリットなどについても解説します。自分に合った治療を受けるための参考にしてみてくださいね。

審美歯科と一般歯科の3つの違い

私達がむし歯などの治療で訪れる一般歯科と審美歯科では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。まずはその違いについてご紹介します。

治療の目的が異なる

一般歯科とは、むし歯や歯周病の治療、噛み合わせが悪い場合にしっかりと噛めるようにするなどの治療分野を言います。審美歯科とは、この一般歯科の治療に加えて歯を白くしたり、形を整えたりして、歯や口元の「美しさ」を高めることを目的とした治療分野のことです。  

保険適用の有無が異なる

痛みや出血などの症状がある場合や、むし歯・歯周病などの治療は、一般歯科で行います。このように、病気を治療して機能を回復させる治療には、保険が適用されます。一方、審美歯科は見た目の美しさを追求することが目的であり、保険が適用されない自由診療です。また、審美歯科で使われる材料においても、保険が適用されないものを使うことが多くみられます。

使用する歯科材料が異なる

審美歯科と一般歯科は、治療の際に使用する歯科材料が異なります。例えば一般歯科のむし歯治療では、銀歯やレジンなどを用いて歯に被せ物を施します。これらの材料はリーズナブルですが、審美歯科のものと比べると耐久性がやや劣ります。また治療に重きを置いているため、見た目を重視していない素材になります。
一方、審美歯科では、ジルコニアやセラミックなど、耐久性や見た目の「美しさ」が叶う材料が使われます。一般歯科に比べると費用が高い傾向にありますが、単なるむし歯などの治療だけではなく、口元をキレイに見せたい方におすすめです。

審美歯科で治療するメリット

口元を美しく見せることが目的の審美歯科ですが、治療することで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。審美歯科のメリットについて、ご紹介します。

メリット①口元がキレイになり、自信がつく

着色や歯並びが悪いことで、口元がコンプレックスになることもありますよね。審美歯科では、清潔感のある白い歯にしたり、キレイな歯並びに整えたりすることができます。コンプレックスが解消されると、自分の口元に自信を持つことができ、日常会話時にも笑顔が増え、表情も明るくなります。

メリット②むし歯や歯周病の予防につながる

審美歯科で歯並びや噛み合わせなどを調整することで、見た目の美しさはもちろん、歯磨きがしやすくなり、口内の健康を保つのにも役立ちます。そのため、むし歯や歯周病の予防につながることもメリットです。また、歯科医院によっては希望に応じてより短期間で完了する矯正治療法を検討することもできるため、一般歯科で行う矯正治療に比べて短い期間で見た目を改善できる場合があることもメリットと言えるでしょう。

審美歯科で治療するデメリット

審美治療では、見た目の美しさや口内の健康が得られる一方で、デメリットもあります。次に、審美歯科で治療することのデメリットについて見ていきましょう。

デメリット①治療費が高い

審美治療では一般的に保険適用の対象外となる場合が多いため、治療費が高額になってしまいます。セラミックなどの詰め物や被せ物は材料費の全額負担、インプラントは1本30~50万円など、治療費の負担が大きくなります。これらの治療費は歯科医院によって異なるので、事前に調べておくと良いでしょう。また、ホワイトニングなどの継続した治療が必要な場合は、その分費用がかさみます。

デメリット②根本的な歯並びの改善は難しい

審美治療は、美しく見せることをゴールとしているため、歯列矯正のように歯を本来の位置に動かし、根本的に歯並びを改善することは難しいです。歯並びをキレイにすることについて、審美歯科と歯列矯正では治療方法が異なるため、目的に合った治療方法を選ぶようにしましょう。

審美歯科の主な治療方法と費用相場

ここからは、実際に審美歯科でどのような治療が受けられるのかを紹介します。また、それぞれの治療にかかる費用相場もご紹介するので、気になっている方は参考にしてくださいね。

ホワイトニング

歯を白くすることで美しく見せる治療法です。ホワイトニングには2種類あり、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングに分けられます。オフィスホワイトニングは、専用の薬剤とレーザーを使用しながら歯を白くする方法で、相場は約1万5,000~5万円程度です。薬剤の濃度が濃く、ホームケア用よりも短期間で効果が表れやすいメリットがあります。
ホームホワイトニングはマウストレーを作成し、中にホワイトニング剤を入れて着用する方法で、相場は約1万5,000~3万円程度です。低濃度の薬剤なので、自分でも安心して使うことができます。また、ゆっくりと時間をかけて行うため、効果を長く維持することができます。

クリーニング

専用の器具を用いて、歯の表面の汚れや、歯と歯の間、歯と歯ぐきの際などの汚れを除去します。セルフケアで落とすことができない汚れを取り除けるため、むし歯や歯周病予防にもつながります。費用相場は約1~2万円程度です。表面の汚れを除去しても歯が白くならず、歯の内部の変色がある場合などは、ホワイトニング治療で白くすることができます。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンは陶材(セラミック)を使った被せ物で、天然の歯のような自然な色調であるため、歯を美しく見せることができます。変色せず汚れが付きにくい点も特徴です。相場は1本あたり約8~18万円程度で、適切なケアをすれば長く使うことができます。また、金属アレルギーの方にもおすすめです。

メタルボンドクラウン

メタルボンドクラウンは、むし歯で歯を大きく削った時に被せるものです。補強のために、内側は金属のフレームになっており、外から金属が見えないようにセラミックを焼き付けてあります。金属を使うことで耐久性があるので、噛むときに強い力が必要な奥歯に良く使われるようです。相場は1本あたり約8~15万程度で、光を通しにくく、透明感はオールセラミックよりもやや劣ります。また、金属アレルギーがある方は使用を避けてください。

ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、薄いセラミックをつけ爪のように貼り付ける治療方法で、前歯の色や形を整えることができます。神経を抜いて変色した歯の場合、ホワイトニングによる効果は出せませんが、セラミックを貼り付けることにより美しく見せられます。また、歯の隙間を埋めて歯の形成を改善する目的でも使われるようです。
セラミックなので自然な白さと透明感があり、仕上がりも美しいです。さらに、削る歯の量も少なく、短期間で治療が終わることもメリットと言えるでしょう。費用相場は1本あたり約5万円~15万円程度と、歯科医院によりばらつきがあります。
※なお、受診の際には審美治療費以外にも、診察代や検査代などが別途かかってくる可能性も念頭に入れておきましょう。

審美治療を受ける前にやっておきたいこと

歯並びや歯を美しく見せたいと思ったら、まずは歯科医院で相談しましょう。希望を伝えた上で、歯の現状に合わせた治療方法と予算を考えることをおすすめします。
最後に審美治療を受ける前にやっておきたいことをご紹介します。    

保険適用の有無や費用を事前に確認しておく

審美治療は、使う材料や治療の内容によって、保険適用かそうでないかが細かく分かれています。自分の受ける治療内容をしっかりと把握し、負担する費用を確認しておくことが大切です。

むし歯や歯周病の治療を済ませておく

セラミックなどを被せる土台となる歯根や歯ぐきが、不健康で歯が抜け落ちてしまうと、審美治療の意味がありません。審美治療の前には、むし歯や歯周病治療など、口内を健康に保つために必要な治療を済ませておきましょう。

シルハで自分の口内環境を知る

シルハは、歯や歯ぐきの健康、口内の清潔度がチェックできる唾液検査です。例えば現状の口内環境を把握して、審美治療を始める前や治療中のセルフケアで注意すべき点が確認できます。審美治療を始める前に行う、むし歯や歯周病のチェックなどにもおすすめです。
シルハは全国1.500件以上の医療機関で導入されています。自分の口内環境をチェックしたい方は、こちらのクリニック検索を確認してくださいね。

審美歯科について理解して、自分に合った治療を受けよう

審美治療で美しく整った口元になれば、自分に自信がつくだけでなく、むし歯や歯周病の予防にもなるメリットがあります。その反面、治療費が高くなりやすいなどの点も頭に入れておきましょう。審美治療の内容を十分に把握して、自分に合った治療を受けてくださいね。

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