唾液が臭い原因と対策とは? 唾液の働きを知って口臭対策に役立てよう

唾液が臭い原因と対策とは? 唾液の働きを知って口臭対策に役立てよう

マスクを付けたままくしゃみをしたときなど、マスクに付いた唾液が臭いと自分の口臭も気になりますよね。この記事では、「そもそも唾液ってなに? どんな働きをしているの?」という疑問の答えとともに、唾液が臭くなる原因と唾液のニオイからくる口臭への対策について紹介します。

唾液の種類と働き

健康な状態であれば、成人の唾液分泌量は1日当たり1~1.5リットルと言われています。そして唾液には2種類あり、分泌されるタイミングや働きに違いがあります。まずは、唾液の種類と働きについて見てみましょう。    

唾液の種類

唾液には、サラサラした唾液とネバネバした唾液の2種類があります。食事などの刺激を受けて出る唾液と、安静時に出る唾液では、このサラサラとネバネバの唾液の割合が異なります。

食事やリラックスしているときなどには、サラサラした唾液が出やすいです。一方で、緊張時やイライラしているときなどには、ネバネバした唾液が出やすいとされています。  ただし、このネバネバした唾液と、細菌などが原因による口内のネバつきは別物です。

唾液の働き

サラサラした唾液は、食べ物を飲み込みやすくする消化作用と、口内を洗浄して中性に保つ作用があります。ネバネバした唾液は、細菌を絡め取って体内への侵入を防ぐだけでなく、口内の粘膜を保護したり、保湿したりする作用があるのです。

その他、唾液には細菌が作った酸を中和する緩衝作用、歯の表面にカルシウムやリンを戻す再石灰化作用など、さまざまな働きがあります。

唾液が臭い原因

本来、唾液は無臭です。唾液がニオうのは、唾液中に含まれる細菌によるものや、病気が関係するものもあります。ここでは、唾液がニオう原因について見ていきましょう。    

一時的な口内の乾燥による細菌の繁殖

起床後や空腹時、ストレスや緊張を感じたときなどは、唾液の分泌量が減りやすいと言われています。唾液の分泌量が減ると、自浄作用や緩衝作用などが低下し、口内が乾燥して細菌が活発になります。口内で増殖した細菌は、ニオイの原因になる揮発性の物質を発生させ、それが唾液に溶けるため、唾液も臭くなるのです。

また、女性は更年期を迎えると、女性ホルモンのバランスが乱れることもあるでしょう。ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響を与えます。その結果、唾液の分泌が抑えられ、口内が乾燥しやすくなるようです。

ニオイが強い飲食物の摂取や喫煙

ニンニクやネギなどのニオイが強い食品、タバコやアルコールなどの嗜好品を摂取すると、それらのニオイが唾液にも残ります。これらのニオイは、ケアをして時間が経過すれば消える一時的なものです。  

むし歯菌や歯周病菌の繁殖と炎症成分

むし歯になると歯に穴が開き、食べカスやむし歯菌がたまりやすくなります。また、歯周病が進行すると歯ぐきから出血したり、膿が溜まったりして独特のニオイを発します。むし歯菌や歯周病菌、血や膿が唾液に含まれるときは唾液がニオう可能性が高いです。

口内の粘膜に付着した食べカスや舌苔

舌苔(ぜったい)とは、舌の上に付着している白い苔状のものです。食べカスや粘膜のカス、細菌のかたまりなどが付着しています。粘膜の表面にも食べカスが停滞することがあります。これらの食べカスや細菌が唾液に含まれると、ニオイを発する可能性が多いです。

鼻・喉の病気

鼻と喉は口とつながっているため、蓄膿症や咽頭炎など鼻と喉の病気で炎症を起こしている場合は、膿や血液が唾液に混ざってニオイがすることもあります。

唾液のニオイ対策

慢性的に唾液のニオイが気になる場合は、口内環境が原因かもしれません。ここでは、唾液のニオイ対策について見ていきます。唾液のニオイ対策をすることで、口臭対策にもつなげましょう。    

歯科医院で検査する

継続的に唾液のニオイが気になる場合は、むし歯や歯周病によるもの、その他の病気が隠れている可能性もあるため、歯科医院で診断と検査を受けることをおすすめします。診断や検査結果をもとに、必要な場合は治療を受けてください。

食事の摂り方や呼吸法で口内の乾燥を防ぐ

唾液のニオイを予防するには、唾液の分泌量を増やすことが大切です。よく噛んで食べると唾液の分泌が促されます。歯ごたえのある食材を取り入れ、よく噛む習慣を身につけましょう。食事以外では、ガムを噛んで顎を動かすと唾液が分泌されるため、乾燥が解消されやすくなります。

また、水分をこまめに取り、口内の乾燥を防ぐのもおすすめです。口で呼吸をすると口内が乾きやすいので、鼻呼吸を意識してみてください。

オーラルケアで口内を清潔に保つ

唾液のニオイのもとになる口内の食べカスや細菌を減らすためには、口内を清潔に保つことが大切です。日常のオーラルケアでは、歯ブラシによる歯磨きだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも使用して、歯と歯の間の食べカスや歯垢を取り除きましょう。

また、舌ブラシを使って、舌苔(ぜったい)を除去するのも効果的です。1日1回を目安に、舌を傷つけないように優しい力でブラッシングしてください。

唾液検査シルハで自分の口内環境をチェック

むし歯や歯周病は、唾液のニオイや口臭を引き起こす原因の1つです。唾液のニオイや口臭を和らげるには、口内を清潔に保つことが大切です。また、唾液にどのようなものが含まれているかをチェックすることも、口内のニオイを判断する目安になります。

唾液検査シルハでは、口内の清潔度や歯と歯ぐきの健康にかかわる口内環境をチェックできます。最後に、唾液検査シルハの特長と検査方法について紹介します。    

唾液検査シルハとは

シルハは、水で10秒間口をすすぐだけで簡単にできる唾液検査です。シルハを導入している医療機関に依頼すると、検査を受けられます。基本的にその日のうちに結果が出るので、気軽に口内環境をチェックできるのも魅力です。得られた検査結果をもとに、医療機関のスタッフから自分に適したオーラルケアについてアドバイスを受けられます。

唾液検査シルハで分かること

シルハでは、次の項目がチェックできます。
歯の健康:むし歯菌・酸性度・緩衝能
口腔清潔度:アンモニア
歯ぐきの健康:白血球・タンパク質

例えば、むし歯菌の数値が高いときは、食べかすや歯垢が多く、むし歯になりやすい口内環境になっていると考えられます。アンモニア数値が高い場合は、口内の細菌数が多く、口臭の原因となるガスが多く産生されているおそれがあります。

タンパク質や白血球の数値が高い場合は、歯周病や口内炎など、口内のどこかで炎症が起きている可能性が高いです。このような検査結果が数値やグラフで見える化されるので、客観的に自分の口内環境をチェックできます。

シルハは全国の歯科医院で検査できます。シルハが利用できるところは、こちらからご確認ください。

唾液の働きや臭い原因を知って、口臭予防に役立てよう

唾液は口内の健康を維持するだけでなく、口臭を抑えたり細菌の体内への侵入を防いだりと、さまざまな働きをしています。そのため、唾液が正常に分泌されることが大切です。唾液の働きやニオイの原因を知って、口内の健康維持や口臭予防に役立ててくださいね。    

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