第一印象は口元から!口元美人になるための3つのポイント

第一印象は口元から!口元美人になるための3つのポイント

口元は、他人から見られやすいパーツの一つです。目に次いで印象を左右するパーツとも言われているため、より好い印象を持ってもらえるように、清潔、健康的に保つことが大切です。この記事では、口元が他人に与える影響や、好印象な口元の特徴、ホワイトニングや歯列矯正、口角を上げるトレーニングなど、口元の悩みを改善する方法をご紹介していきます。

               

口元次第で好印象になれる !

人は見た目がすべてではありませんが、口元が第一印象に影響を与えやすいこともまた事実です。まずは、好印象な口元とはどんなものなのかをご紹介します。

口元は第一印象を左右する重要なパーツ

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」と呼ばれる理論では、人の第一印象は『視覚情報(表情、服装、髪型など)が約55%を占める』とされています。
なかでも目と口元は、表情を司る部分として第一印象を大きく左右します。人と対面した際に、自然と口元に視線が行くことも少なくないでしょう。
これらのことから、口元は常にケアを行う必要があると言えます。

清潔感のある口元がより好印象になる

印象の良い口元は、第一に清潔感があることです。歯がむし歯や黄ばみで汚れていると、マイナスな印象になってしまいます。白く美しい歯には清潔感があり、爽やかに見えます。
また、歯並びも口元の印象を大きく左右します。歯並びが悪いと、たとえ歯が汚れていなくてもマイナスなイメージを持たれやすい傾向にあります。対して、キレイに整った歯並びは健康的で、ポジティブに見えやすいのです。
その他にも、歯だけではなく唇の両端や、口角の向きにも注目してみてください。口角が下がっていると不機嫌に見えてしまい、印象が悪くなりがちです。口角が上がっている方が表情が明るく見えるため、魅力的に映りやすくなります。

好印象な口元をつくる方法①歯並びを改善する

歯並びは生まれつきのものと思われがちですが、生活習慣や親知らずなど、さまざまな要因で変化します。ここでは歯並びが悪くなる原因や、歯列矯正についてご紹介します。

歯並びが悪くなる原因

遺伝による先天的なものの他に、顎の発育不足や歯周病、むし歯の放置、親知らずによる歯の移動など、歯並びが悪くなる原因にはさまざまなケースが考えられます。遺伝や口内トラブルだけではなく、歯ぎしりや頬杖、食いしばりなどの日頃の習慣でも歯並びが悪化する恐れがあるため、注意が必要です。

歯列矯正で歯並びを改善

歯並びは歯列矯正によって改善することができます。鼻先と顎の先を結ぶEラインが改善される傾向にあり、口元がスッキリと見えやすくなります。また、歯列矯正で歯並びが整うと噛み合わせが良くなり、審美面だけではなく健康面でのメリットも得られることが嬉しいポイントです。
歯列矯正の方法は、ブラケット、マウスピースなどさまざまな種類があります。矯正方法によって矯正する期間や費用などが異なるため、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう。

好印象な口元をつくる方法②歯を白くする

より好感を持たれる口元にしたい時は、歯の白さにも注目してみましょう。歯の着色を落とすには、ホワイトニングがおすすめです。ここでは、歯が黄ばむ原因や、黄ばみのケア方法、ホワイトニングの種類について解説します。

歯が黄ばむ原因

歯の黄ばみや汚れは、飲食などの生活習慣によって付着するものがほとんどです。飲食物に含まれる色素が唾液と混ざり、歯に付着することが黄ばみ(ステイン)の仕組みです。特に、コーヒーや紅茶、赤ワインはステインが発生しやすい傾向にあります。このほかに、喫煙なども黄ばみの主な原因になります。
また飲食のほかにも、歯のエナメル質が加齢ですり減り、象牙質の色が目立つことで黄ばんで見えてしまうケースもあります。

歯の黄ばみ(着色汚れ)のケア方法

着色汚れは、着色しやすい成分が歯に付着することが原因です。歯の黄ばみや汚れは、毎日のケアである程度の予防ができます。歯を少しでも白く見せたい場合には、ぜひ以下のケア方法を習慣にしてみてください。
<おすすめのセルフケア方法>
  • 着色しやすい飲食物をなるべく避ける
  • 飲食した後はすぐに歯磨きをする
  • 歯磨きができない時はマウスウォッシュを使う
  • マウスウォッシュがない場合は水で口をすすぐ

歯を白くする方法①自宅でホワイトニングを行う

ホワイトニングは、歯磨き粉や歯の消しゴムなどを用いて自宅で行うことも可能です。市販のものを購入して行うため、サロンや歯科医院よりも安価で、手軽に試すことができる点がメリットです。
しかし、自宅で行うホワイトニングは、着色やくすみの除去効果は期待できるものの、歯そのものを白くする効果は得られません。また、研磨剤が入っているホワイトニンググッズは歯を傷つけてしまう恐れがあるため、使用の際には注意が必要です。

歯を白くする方法②サロンでホワイトニングを行う

エステサロンやホワイトニングサロンなどでは、専用の機器を使用してホワイトニングが行えます。ただし、サロンスタッフは医療従事者ではないため、直接施術することができません。そのため、機器を自分で操作する必要があります。また、自宅で行うホワイトニングと同様に、こちらも歯の表面の着色やくすみに対しては効果が期待できますが、歯そのものを白くすることはできません。

歯を白くする方法③歯科医院でホワイトニングを受ける

歯科医院でのホワイトニングは、医療従事者が取り扱える機器や薬剤を使用するため、歯の表面の汚れを落とすだけではなく、歯そのものを白くできることが他のホワイトニング方法との大きな違いです。
また、歯の表面のコーティングをすることもできるため、ホワイトニングの効果が長く、持続しやすい点も魅力です。白い歯を少しでも長く維持したい方は、歯科医院でのホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。
なお、歯科医院の指導を受けながら、自宅でできるホワイトニングもあります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

好印象な口元をつくる方法③口角を上げる

口角は、下がっているよりも上がっている方が好感や親しみを持たれやすくなります。口角が上がっていることは、魅力的な表情をつくる条件の一つでもあります。ここでは、口角が下がる原因や、トレーニング方法をご紹介します。

口角が下がる原因

口角が下がることの主な原因は、表情筋などの口周りの筋肉の衰えです。食事の際に噛む回数が少なかったり、口呼吸や姿勢が悪かったりといった生活習慣が、筋肉の衰えの原因となるケースも多く見られます。
慢性的な口呼吸は「口輪筋(こうりんきん)」の衰えに、猫背などの姿勢の悪さは「広頚筋(こうけいきん)」の衰えにつながります。また、口角が下がっていると不機嫌そうに、もしくは実年齢よりも老けて見られてしまいがちなため、早めに改善をした方が良いでしょう。

口角を上げるトレーニング①

<割り箸を使ったトレーニング>
割り箸を水平にして、口にくわえます。そのまま口角を上げて、口を「い」のかたちにして30秒間キープします。これを3セット行いましょう。キープするときは、割り箸よりも口角が高い位置になるように意識することがポイントです。
<頬の筋肉を鍛えるトレーニング>
左右どちらからでも構わないので、口内に空気を溜めて片頬を膨らませます。その状態を10秒間キープして、反対側の頬も同様に行ってください。左右で1セットで、1日5セット程度が目安です。

口角を上げるトレーニング②

表情筋を鍛える体操を1日に1回行うのもおすすめです。口角が自然に上がり、好印象を与えやすくなります。
<表情筋トレーニング>
  1. 口を上下に大きく開け、10秒キープ
  2. 上下に大きく開けたまま、口角を横に引き10秒キープ
  3. 口を閉じて、口角を横に引き10秒キープ
  4. 口を閉じたまま、口角を下に引き10秒キープ
  5. 上を向いて舌を上へ突き出し10秒間キープ
  6. 笑顔をつくり10秒キープ

好印象な口元をつくるには口内環境のチェックも必要

清潔感があり印象の良い口元を手に入れるには、歯磨きなどの日頃のケアが非常に重要です。美しい口元には、清潔な口内環境が必須とも言えます。歯磨きなどの日常的なケアだけではなく、定期的に口内の状態をチェックすることで、口内トラブルを予防しましょう。むし歯や歯周病などのトラブルに早く気が付くことができると、口内トラブルが進行して口元に影響が現れる前に対処することができます。
また、唾液検査のシルハは、口をすすぐだけで口内環境を詳しくチェックできます。全国1,500件以上の医療機関で導入されており、近くの歯科医院でも気軽に検査が受けられるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

好感の持てる口元で魅力を高めて

口元は印象を大きく左右するパーツです。日常的なケアを怠ってしまうと、着色やむし歯などのトラブルが起こりやすくなるため、ケアを欠かさないようにしましょう。歯列矯正で歯並びを改善することなどでも口元の印象は大きく変わるため、気になる方は歯科医院でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。清潔で美しい口元を手に入れることで、あなたの魅力がより高まるでしょう。

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